映画『おくりびと』を観ました ~ サービス提供責任者 S ~

Blogsスタッフ心模様
   
  2008/10/03 17:38

先日、『おくりびと』という映画を観ました。

元チェリストの主人公が、ひょんなことから納棺師見習いとして働くこととなり、
さまざまな死に向き合う…という物語です。

この映画で一躍注目されるようになった「納棺師」という仕事。

ご遺体を棺に納める仕事のことですが、
ただ無造作に棺に納めるのではなく、
ご遺体を整え、旅立ちの衣装を着せて棺に納めます。

映画ではそのシーンに30分以上を費やしていました。
遺族が見守るなか、主演の本木雅弘さん演じる納棺師が、
ご遺体の肌が人の目に触れぬよう、
至極丁寧に浴衣から旅立ちの衣装へと着替えさせていきます。
ひそやかな衣擦れの音のするその所作は、まさに美しいと言うに相応しいものでした。

綺麗に整えられていくご遺体をみつめる時間が、
遺族にとって、死と向き合い、死者を敬う大切なひとときとなっているのだなぁと感じました。
そして、日本の伝統的な儀式を改めて見直すとともに、
この映画が海外でも高い評価(※)を得られたことには、まさに納得の思いです。

※第32回モントリオール世界映画祭グランプリ受賞

固定リンク |  トラックバック
Created by Wisdom Co.